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アテナ映像

週刊代々木忠

テープを聴いてもイケない女たち
  昨年末「女が淫らになるテープ」について書いた。テープを聴いてセックスし、オーガズムを体験した女性たちの話だ。しかし、テープさえ聴けば誰でもイッてしまうわけではない。現場でイケなかった女性たちのことを書いてみたい。

 1人目は、赤坂ルナ(年齢不詳)。赤坂でクラブ「ルナ」、西川口で性感ヘルス店を経営している。

 彼女は「お小遣いのためのセックスが多い」と言う。「じゃあ、恋愛がらみのセックスはないんだ?」と訊くと「ぜんぜんない」とはにかむ。アニメのエロビデオが大好きだと言うルナ。「人間はあまり好きじゃないの?」と尋ねてみた。「じゃなくて、その前がレディコミ……の段階を踏んできたの」。

 鼻がペニスの形をした天狗のお面が描かれたレディコミを見せながら「天狗のお面が飛んで、女の子のアソコにくっついちゃうんですよ」とルナ。「それで欲情するわけ? 見ながらオナっちゃうとか?」と訊いたら「はい!」と即答だった。

 そんな彼女にテープを聴いてもらう。ルナは下着を濡らし、思った以上の反応を見せた。せつなそうに喘ぎ出す。「あ~いい、あ~ダメ!」をくり返しながら腰を振る。

 ルナの腰づかいが一段と激しくなったとき、テープは終わる。欲情したままの状態で彼女は目をあけた。佐川銀次がやさしく抱き、挿入する。「あ~、大っきい!」と言って、ルナは快感を貪るかのように目をとじる。ただし、イクことはなかった。

 銀次が悔しそうに感想を述べる。「肉体の快楽だけですよ、求めているのは。だから明け渡してくれないんですよ。やっぱり頭でなんかしてるんですよね」。ルナは銀次とではなく、頭の中で天狗のお面としていたのだろうか。

 僕は彼女に直截に言った。「向き合わないんだもの。それはセックスじゃないんだよね。オナニーみたいなもんだよ。本当のセックスが怖いんだ」。彼女は「恥ずかしい」と言ったあと「怖いのかな、自分でもまだわからない」と言う。「疼いてる?」と訊くと、彼女はアナルを求めた。

 吉村卓とのアナルセックスでは、激しく反応してイッた。だが、その後、卓がつながろうとして前をいじると「オシッコ出ちゃう、なんか変なの出ちゃうー! こんなのイヤッ!」と抵抗し、最後まで受け入れない。

 「アナル好きなんだ?」と訊くと「はい!」。「アナルにパールローター入れたりしてるんじゃないの?」には「そう、どうしてわかるの?」。「そういうの、レディコミにあるの?」。ルナは「そうだよ、だってレディコミからアナルファックとか覚えるでしょ。レディコミの世界じゃ、ふつうなの!」といかにも得意げな表情でVサインをしてみせた。

 彼女が今のスタンスを変えないかぎり、男優たちが何をやろうと徒労に終わるのは目に見えている。僕は撮影を終了することにした。

 レディコミにどっぷりつかっているルナは、セックスにおいては妄想の世界のほうにリアリティを感じていた。妄想だから、本当の自分をさらけ出す必要もない。ただ一度、素の自分が出そうになったのは、アナルセックス後に前をいじられ、潮を吹きそうになったときだ。でも彼女は激しく抵抗し、最後まで自分を明け渡すことはなかった。

 金がらみのセックス。妄想の世界。でも本人はまったく悪びれていない。得意げにVサインまでしてみせるのだから。目合(まぐわい)や人肌のぬくもりを感じるセックスは、本能的かつ動物的で、幼稚であり、レベルが低いと彼女は思っている。それにひきかえ、妄想を駆使したセックスは、虚構を構築するだけの思考を要し、知的レベルが高いのだと。

 もう1人だけ紹介しよう。青山ゆみ(年齢不詳)。一見してキャリアウーマン。上背もあり、知的で上品にふるまう彼女は管理職である。

 「結婚する気はまったくなし?」の問いかけに「ないです。適当に恋人がいたほうがいいなって。恋人は欲しいんですけど、四六時中ずっと一緒ってのは、私はできないんです」。「拘束されるのがイヤ?」と確認したら「ダメなんです」。

 出演動機については「もしこういう世界で教えてもらえるなら、その、挿入で……」。「あ、ふつうのセックスでは、まだイッたことないんだ」と尋ねると「はい」と遠慮がちに答えた。

 予備知識を与えずにテープを聴かせた。ゆみは体をくねらせ、ほかの女性とはちょっと違う動きを見せた。横向きになり、お尻を突き出し、喘ぎながら腰を使いはじめるのである。

 テープを聴き終わったゆみは、カメラのレンズ越しにじっと見つめてきた。「目が潤んでるよ。下のほう、汁たれてるでしょう」と言うと、大きくうなずく。僕は「このイヤラしい目、隠しちゃおう」と言って目かくしをした。

 「なんでそんなに股開いてんの?」「したくなったから」「どんなこと、想像してんの?」。すると予想しなかった言葉が返ってきた。「お母さんがいて、娘と2人で暮らしていて、お父さんはいなくて、お母さんはセックスをしたい欲求があるんだけど、そういうことを言えないから、病気だって嘘ついて、お医者さんに自宅に来てもらうんです……お腹が痛いって言うんだけれど、本当は下半身をさわってほしいの」。

 目かくしをされ、しゃべりながら興奮しているゆみ。「あんた、それをじっと見てんの?」と誘導するように問いかけると、「はい。自分は小っちゃいけど、そういうことが子供心にも刺激があって、自分もしてもらいたいって……」。「腰動いてるじゃないの、そんなこと言いながら」と言うと「はあ~」と声に出しながら腰を使う。「してもらいたいの? 先生に」「はい」。

 「先生、そうなんだって」と市原克也と平本一穂にバトンを渡す。「この先生ね、お腹が専門なの。でもすごくイヤラしい先生なの」と僕が言うと、彼女は悶え、腰をくねらせながら股を開く。「先生、診てください。お腹が痛いんです」とゆみ。即席の医者2人は、ゆみの体をいじりまわす。

 四つん這いになったゆみは「お尻は仕事中、トイレに行ったときにしたくなるときが……。調べて~」といきなりストーリーを変えて、アナルを要求する。市原が「指がスッポリ!」と言いながらアナルに指を突っ込む。同時に平本は「こっちも」と膣に指を……。ゆみは「どっちもいいの、どっちも調べて~!」。平本がアナルで1発、正常位で1発。続けて市原も挑むが、ゆみがイクことはなかった。

 ルナと同様にゆみも、妄想の世界でセックスをしている。「恋人が欲しい」とは言うものの、拘束されるのは「ダメ」なのであり、心みたいな重たいものはイヤなのだ。つまり恋人と言いながら、求めているのはセフレである。

 ルナもゆみも、肌を合わせた相手に対して「好き」という感情を伴わないから、代わるものが必要になってくる。それが妄想であり、思考が新たな刺激を追い求めるほどに、引き出しは増えていくだろう。しかし、妄想のセックスをしているかぎり、オーガズムは起きない。

 では、どうすればいいのだろうか? 次回、もう1人別の女性のエピソードを紹介しながら、僕の答えを記してみたい。
2021年03月05日