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アテナ映像

週刊代々木忠

「代々木忠×週刊実話」
  来週2月25日(木)に「代々木忠×週刊実話」というDVD付き雑誌が全国のコンビニで発売になる。一冊まるごと僕の特集と言っていいくらいの内容で、AVデビュー作から最新作までで構成されている。付録のDVDには代々木忠監督作品60タイトルが収録されるというものだ。

 ゲラのチェックを終えた今、ちょっと照れくさい気もするけれど、僕自身、過去をふり返るよい機会をもらえたと感謝している。過去の作品で思い出に残るものはたくさんあるが、でもそれ以上に大きいのは、やはり「人」なんだなぁと思う。

 初期の作品に出ていた男優として、太賀麻郎、日比野達郎、加藤鷹、チョコボール向井といった名前が思い浮かぶ。彼らは作品の中で女の子の心を開き、自らが惚れていった。そしてときには、撮影後もその思いを引きずって同棲にまで至ってしまう。現場と私生活がボーダーレスになるくらい、彼らが女の子と真正面から向き合い、感情移入できていたという証である。

 当時、高橋匠という男優もいた。「いんらんパフォーマンス」シリーズの中で「処女喪失」という作品を撮った。匠はそこに出演している。撮影が終わったとき、処女を喪失した女の子が「やらなきゃよかった」と言った。そのひと言で、匠は男優を引退してしまう。仕事には違いないが、彼はその子にいい思い出をつくってもらいたいと願い、彼女とひとつになろうとしていたのだと思う。

 女優としては、咲田葵、沖田ゆかり、栗原早記、豊丸が思い起こされる。この人たちは淫乱ブームといわれた頃に登場した。彼女らにはAVで有名になりたいとか、自分をよく見せたいというカッコづけがなかった。カメラの前で自らの本性をさらけ出し、文字どおり体当たりで現場に臨んだ。僕はそこで女の凄さ、性の奥深さをまざまざと見せつけられることになる。

 南智子との出会いも衝撃的だった。女が男を責め、昇天させる。それまでまったく想像もしていなかったことを、彼女は平然とやってのけた。セックスにおいて女が主導権を握るという系譜は、その後も、渡辺美乃、新田利恵、柏木みなへと続いてゆく。

 男優・女優以外でも、「性感極秘テクニック」の荒井昭は、挿入なしで女性をあそこまで持っていけることを見せてくれたし、フィンガーバイブによる性感テクニックは当時、社会現象にもなった。

 SM調教師の根暗童子に撮影を申し入れた際、「調教は女の子の心理状態もあるので、たとえば1週間の間に、私は私の好きなときにやるが、それでもよければ」と言われた。僕らは、いつ彼が行動を起こしてもいいように、1週間現場に泊まり込み、24時間だれかが寝ずの見張りをした。この体験が「仕掛けて待つ」というドキュメントの手法を僕に教えたのだと思う。

 そしてこのブログでも書いてきたように、ジャイアント吉田こと吉田かずおとの出会い。催眠によって、肉体よりも内面がむしろ大切なんだということに、僕はあらためて気づかされる。それはのちの「チャネリングFUCK」「女が淫らになるテープ」「ようこそ催淫(アブナイ)世界へ」とつながってゆく。それ以外の作品においても、外からは見えない心の動きを知る術を、催眠を通して僕は身につけさせてもらった。

 とても全員は書き切れないが、こういう人々との出会いから、僕はたくさんのことを教えられ、影響を受け、これまでどうにか続けてこられた。僕は今、過去の自分の作品をもう一度見返してみたいと思っている。そこで、それぞれの作品に登場した「彼ら」「彼女ら」にもう一度会いたいなぁと思う。

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2010年02月19日