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アテナ映像

週刊代々木忠

作品の力
  10月21日にリリースされる「ザ・面接 VOL.117 キャンギャル OL オペラ歌手 肛門様のドリル舐め」の編集とMAを終えて、自分で言うのもなんだが、かなり力のある作品になったと思う。

 「ザ・面接 VOL.110」から審査基準に「瞬間恋愛指数」を取り入れることにした。そこからすでに8本を撮ったわけだけれど、この「瞬間恋愛」に男優たちがだんだんハマッてきた。まず、これが作品に力を与えている。

 通常AVの現場で男優たちは、恋愛感情なく、もちろん相手の了解もなく、仕事としてのセックスをする。そういう環境下で長いあいだ男優を続けていると、いきなり「恋愛しろ」と言われても、どうしたらいいのかわからないというのが本音だったのではないだろうか。

 それが回を重ねるごとに、男と女のセックスに当然欠くことのできないものが何なのかに彼らは気づき、それを楽しみ出したように僕には見える。

 このような男優たちの変化に加えて、僕自身、本来のエネルギーも戻ってきたのを感じている。僕が約5年間、うつで苦しんでいたのは、このブログでも書いた。それがやっと抜けたと自分で思ったのは、一昨年の8月のある日、朝勃ちをしたからである。朝勃ちで判断するとはいかにもAV監督らしいと思われるかもしれないが、うつとは生命活力が減退するので食欲も性欲も湧かない。実際、朝勃ちなんて、僕は何年も忘れていたのだ。

 さっそく主治医に「先生、俺、朝勃ちしたよ!」と勇んで報告したら、先生は苦笑し、「でも、これからがいちばん危ないときですから」と釘を刺された。ご存じの方も多いと思うが、うつのどん底にいるときには自殺する活力すらない。ちょっと元気になった頃がむしろ危ないといわれている。

 多いときには8種類の薬を処方されていた僕が朝勃ちを報告したとき、「この2種類の薬は今まで飲んでいたものの10分の1程度にしかあたいしないので、これだけは続けてください」と先生から言われた。

 僕は今でも薬をもらいに医者に通っている。2カ月か3カ月に1回は検診も受けている。きっと最低限の抗うつ剤や導眠剤のお世話には、これからもなるのだろう。でも、それはそれでいいのかもしれないと思っている。若い頃は薬なんかに頼りたくないと思っていた。でも、もう72歳なのだ。若い頃と同じようにはいかない。そのぶん、外部からの潤滑油を足しても、それはそれでいいのではないだろうか。そう思ったら、自分でも気持ちが楽になった。

 僕の毎日の目覚めは、ベッドの中の呼吸法から始まる。みなさんもやってみたらわかると思うが、目覚めたばかりで、思いっきり息を吸おうとしても、ふだんの30パーセントくらいしか吸えない。最初の頃、僕は無理してでも100パーセント息を吸い込もうとしていたのだけれど、あるとき気づいた。腹式呼吸において横隔膜がいつものように下がっていかない。

 2分、3分、5分、10分......と続けていくうちに、息はどんどん深く入っていくようになる。横隔膜で肺を引っぱっておいて、内臓を押し下げいっぱい入ったところで、大胸筋を使って肺を開いてあげる。そうすると100パーセントの吸気が入ってくる。同じ呼吸でも100パーセント入るのと、30パーセントしか入らないのでは、体の免疫力も違ってくる。100パーセント入るようになったら、ベッドの上でそのまま腹筋や背筋などのストレッチを行う。

 このように、うつになる前から続けている呼吸法を、うつがひどかったときも、そして今も続けているおかげで、一部、薬の世話にはなっているものの、以前のエネルギーが戻ってきた。これで、瞬間恋愛にハマッてきた男優たちともガチで勝負ができるんじゃないかと。休憩時間、男優たちに「つまんねぇカラミなんか見せんじゃねーぞ!」とハッパをかけている手前、僕にはエネルギーが必要なのだ。

 次回は、女性の感度と呼吸の関係ついて少し書いてみよう。

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2010年09月24日