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アテナ映像

週刊代々木忠

アセンション(その1)
 

 「アセンション」という言葉をご存じだろうか。もともとは「上昇」や「昇天」を意味する英語だが、スピリチュアルな世界では「次元上昇」という概念でとらえられている。「次元が上昇する」とは、いったいどういうことなのか?


 それを考える前に、言われているアセンションの時期から書いておこう。アセンションは、マヤ歴の終わる2012年の冬至前後に訪れるとされている。2012年の冬至は12月21日。昨年公開されたハリウッド映画「2012」も、マヤ歴による2012年終末説を題材にしていたから、映画を見た人ならば、アセンションとは地球滅亡論なのかと思われるかもしれない。


 地球滅亡といえば、1973年に刊行されミリオンセラーを記録した『ノストラダムスの大予言』は「1999年7の月」を喧伝した。ところが、それを過ぎても僕たちはこうして地球上に生存しているわけで、終末説や予言の類は所詮そんなものだろうと感じている人も少なくないはずである。


 アセンションを唱えている人たちからすれば「ノストラダムスと一緒にされても……」となるだろうが、スピリチュアルな世界に懐疑的・否定的な人は、アセンションも科学的な根拠が希薄もしくはないと言うに違いない。ただし、僕はこの手の話が嫌いではない。現在の科学的な真偽のみで即断するのではなく、僕たちの知らない世界で何が起きているのかに興味があるし、それを知りたいとも思う。


 アセンションが話題になるとき、「フォトン・ベルト」という概念もセットで取り上げられることが多い。「フォトン」とは「光子」の意味である。だから「フォトン・ベルト」とは「光の粒子によってできた帯」となろうか。「フォトン・ベルト」を唱える人たちは、約2万6000年周期で銀河を回る太陽系が、約1万1000年ごとに約2000年かけて、このフォトン・ベルトを通過すると言う。


 では、なぜフォトン・ベルトとアセンションがセットかというと、太陽系が完全にフォトン・ベルトに入る時期とアセンションの時期が同じだからだ。つまり2012年12月21日前後。もっとも、地球は1年かけて太陽の周囲をまわっているので、20世紀末からフォトン・ベルトに出たり入ったりしているとされ、それ以降の異常気象(干ばつや大洪水など)や地殻変動はその影響だと言われている。


 アセンション(次元上昇)に話を戻そう。「アセンションとは何か?」と訊かれれば、実は僕にもよくわからない。僕がアセンションという概念を知ったのは、十数年前、ある女性チャネラーの沙庭(さにわ)的な役割を務めたときだった。沙庭とは「神のお告げを承る人」という意味だが、僕は彼女が、サラージと名のる宇宙意識のチャネルになるのをサポートしていた。チャネリングは2年にわたり数十回行われたが、その間、たびたび「アセンション」という言葉を聞いたのだった。


 そこで当時、僕はアセンションについて書かれた本を何冊か読んでみた。いったい何が起きるというのだろう? しかし、少なくとも僕が読んだ本の中に、地球上に何が起こると明確に書かれたものはなかった。それは当時チャネリングしていた宇宙意識も同様で、アセンションを具体的に解説する言葉は、ついぞ聞けなかったのである。ただ、僕には今も心に残るフレーズがある。それは次のようなものだ。


 「ピラミッド型の力学から多次元的円に入っていく」


 これも抽象的ではあるものの、感覚的にはいちばんフィットするように感じた。だから、この表現をもとに僕なりにアセンションについて考えてみようと思ったのである。


 「ピラミッド型」では、頂点に国王や大統領といった支配者がいて、階層が下に行くほど人口が増える。力学的には上への絶対服従が条件であり、上意下達でなければピラミッド型は機能しない。こう書くと、どこぞの独裁国家の話かと思われるかもしれないが、日本のほとんどの会社組織はピラミッド型ではないだろうか。たとえば社長が1人、部長が3人、課長が6人と……下にいくほど人数は増え、有能か無能かはさておき、一応上司には楯突けないという。


 この「ピラミッド型の力学」がずっと地球上を支配してきたし、長い間、人々もそれが正しいと信じてきた。というか、多少の難はあっても、さしあたってそれに代わるものはないと大多数の人たちは考えてきた。


 ところが、蔓延する閉塞感。今までのようにカリスマ的なトップがいて、その人の言うことを聞いておけば上手くいくという考えは、至る所で破綻をきたしている。つまり「ピラミッド型の力学」ではもう立ち行かなくなっているのではないか。だとしたら、どうすればいいのだろう?


 「ピラミッド型の力学」の終わりとともに「多次元的円」に入っていけばいいのだろうが、この「多次元的円」が何なのか、よくわからない。僕は十数年来、ずっとそれを考えつづけていたのだけれど、先週、千葉の勝浦に友人たちと行った際、ふとしたことからひらめいたのである。「多次元的円」とは、ひょっとしたらこういうことではないのかと……。


(つづく)
2010年12月03日